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子年の懐紙と花びら餅。

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【菱葩餅】(ひしはなびらもち)

ごぼう白味噌餡と紅色のお餅を
お餅(または求肥)で包んだ和菓子。 《花びら餅》と呼ばれ
新年1月7日までの期間限定の品。

平安時代の新年行事「歯固めの儀式」が始まりで
600年に渡り、宮中おせち料理の一つと考えられてきました。

長寿を願う「歯固めの儀式」では
お餅の上に紅い菱餅を敷き
その上に猪肉や大根、鮎の塩漬け、瓜などをのせて食べていました。
それらがだんだん形を変えて
お餅の中に食材を包んだ宮中雑煮を公家に配るようになったそうです。
その後、鮎➡︎ごぼう  お雑煮➡︎お餅と味噌餡でかたどったもの
となっていったようです。

もともとは、宮中に菓子を納めていた川端道喜が作っていたそうですが
明治時代に裏千家家元十一世玄々斎が初釜のときに使うことを許可され
新年のお菓子として使われるようになり
さらにそれが全国に広まり
いろいろな土地の和菓子屋でも作られるようになったそうです。

ひろまった当初はごぼうは2本だったようですが
今では2本のものより1本のものが多く作られています。

この時期にだけ、和菓子屋さんの店頭を彩る《花びら餅》を是非お楽しみください✨

参考: Wikipedia

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